STEシミュレーション研究会に参加しました
博士1年の長田です。
2026年9月24日から26日まで広島で開催されたSTEシミュレーション研究会に参加しました。
初日に、「局所陰解法を用いた電子慣性ハイブリッドモデルの開発」というタイトルで、最近取り組んでいる数値モデル開発について発表しました。このテーマについて発表するのは今回が初めてでしたが、興味を持っていただけた方もいたようでよかったです。また、発表後の議論を通して、さまざまなアドバイスや、自分にはなかった視点からの意見をいただくこともできました。今後の研究に生かしていきたいと思います。
今回の研究会には、宇宙プラズマだけでなく核融合プラズマを研究されている方も多く参加されていました。そのため、これまで全く聞いたことのなかったテーマについての発表を聞く機会も多く、とても勉強になりました。特に印象に残ったのは、同じプラズマの数値シミュレーションでも、宇宙プラズマと核融合プラズマでは、用いられている手法やアプローチが大きく異なるということです。もちろん、対象としている物理現象が異なることがその大きな理由ですが、広い意味ではどちらもプラズマ物理を扱っています。そのため、共通するアイデアや視点が存在しているはずで、隣接分野との共通点と相違点を考えるよい機会になったと思います。
短期間で、規模もそれほど大きくない研究集会ではありましたが、自分にとって非常に多くの収穫があった研究会でした。特に最近は、プラズマ物理そのものに近い研究に取り組んでいることもあり、今回のように異なる分野の研究者と議論したり、普段とは異なる視点から研究を見たりすることの重要性をより強く感じました。今回得た刺激や新しい視点を今後の研究に生かしながら、これからも広い視野を持って研究を進めていきたいと思います。
(文責:長田)