海外出張体験記 : AbGradCon2025
2025年6月10–13日に、アメリカ・コロラド大学ボルダー校で開催されたAbGradCon2025(Astrobiology Graduate Conference 2025)に参加しました。AbGradConは、アストロバイオロジー分野の大学院生やポスドクを対象とした国際会議で、運営もすべて大学院生が行っているのが大きな特徴です。会場はキャンパス内のJSCBBという建物を中心に、ボルダー市内の複数の施設が使われました。渡航費や宿泊費は全て、様々な助成で賄われており、海外からの参加者にとっても非常にありがたい仕組みでした。
会議では、系外惑星の大気や生命の起源、太陽系内の生命探査など幅広いテーマの口頭発表やポスター発表が行われました。発表者が全員大学院生やポスドクということもあり、一般的な国際学会と比べてリラックスした雰囲気の中で質疑応答が活発に行われていたのが印象的でした。私もポスター発表を行い、異なる専門分野の参加者から新鮮なコメントをもらうことができました。学術プログラムのほかにも様々なイベントがあり、Career Panelsではアカデミア以外のキャリアパスについてパネリストたちが経験を語ってくれました。
夜のイベントではTrivia Nightを初めて体験しました。これはチームに分かれてクイズに答えていくゲームで、アストロバイオロジーに関する問題が出題されました。英語での早い会話についていくのが精一杯で、正直あまり戦力にはなれませんでしたが、チームメイトが盛り上がっている様子を見ているだけでも十分楽しかったです。途中、会場の外にきれいな虹がかかる場面もあり、みんなで写真を撮りに外に飛び出すという一幕もありました。
学会の発表だけでなく、こうした交流イベントが充実しているのがAbGradConの大きな魅力だと感じました。

(文責:西岡)