CANS 1D (Coordinated Astronomical Numerical Software)
CANS 1D コード開発状況 日誌
- 2002年 3月12日
READMEとReadme.texとを改訂。サブルーチンの内容と一貫するように
修正した。
- 2002年 3月18日
- md_awdecayを修正。ただし結果は、線形解析(Goldstein 1978)と合わない!
- 2002年 3月19日
- 福田氏と協議の結果、Goldstein (1978)の値はどうやら間違っているらしい、と結論。
というわけで問題パッケージ「大振幅Alfven波減衰」は完成。
- 2002年 4月30日
- cndbicgのサブルーチンのヘッダに変数の説明などを含めた。
- 2002年 6月3日
- hdmlwに等温MHDコードを追加。
ほとんど未テストなので注意して使用すること。
- mlw_m_cgr.fが削除されていたので過去のバックアップから復活。
- common/cfl_m3.fにバグあり。oneroの計算式を先頭にもっていくべき。修正済。
- 問題パッケージ「等温MHD衝撃波管問題 md_itmhdshktb」追加。
- 2002年 9月5日
- md_spiculeの外側(x=xmax)の境界条件を自由境界に変更
- 次のReadmeを改訂。md_clsp, md_cndsp, md_cndtb, md_flare, md_mhdshktb, md_mhdwind, md_sedov, md_shktb, md_spicule, md_strongshk, md_thinst, md_wind。
- hdmlwのmlw_m3t_c.fとmlw_mt_cgr.fとで行っていた余分な演算を削除。
- hdroeのroeflux_mtでz成分の部分を削除。
- htdocsを全体共通に昇格。
- 2002年 9月8日
- selfgのサブルーチンselfg_c.fを改訂。marginを扱えるように改変。
対応してmd_clsp/main.fも改訂。
- md_shktbに解析解を計算するIDLプログラムshktb_analiytic.proを追加。
- 2002年 9月9日
- md_windに解析解を計算するIDLプログラムwind_analiytic.proを追加。
- 2002年11月11日
- 小山氏(国立天文台ADAC)により、Godunov-Langrange-Remapping法
(van Leer 1979)のコードをあたらしく組み込んだ。ディレクトリは
hdglrで現在流体のみがある glr_h.f。
- 問題パッケージ「特殊相対論衝撃波管 md_relshk」追加(小山氏提供)。
- 2003年2月18日
- hdroe/roe*g*.fにバグ発見。時間ステップ半分を進める際に、ソース項の
加算のしかたに誤りあり。修正済。(相川氏に感謝)
- 2003年2月20日
- hdcip/cipdxsrc.fを工藤(2000 「CIPMOCCT法入門」)を参考に変更。
- hdcip/cipadv.fにバグ。2つめのdoループのまわす範囲を「2,ix-1 -> 1,ix」
と変更。md_windとmd_mhdwindとに大きな影響あり。
- md_*/model.fでのizeroの定義の変更。「izero <-> x=-dx/2」に。
- md_*/bnd.fで、境界が「グリッド間」に来るように変更。
- md_*/bnd.fとmd_*/cipbnd.fとにあった矛盾を整理。
- hdroe/roe*_c*.fを変更。有限体積法の思想にもとづいて、セル体積dvを導入。
球座標原点付近での(みかけ)特異点の扱いを正しくした。md_sedovが劇的に
改善。これにともなって、md_*/{main,model}.fを改訂。
- hdmlw/mlw_ht_c.fを変更。同じくdvの概念を導入。md_sedovが改善。
- selfg/selfg_c.fを変更。同じくdvの概念を導入。Runge-Kuttaをやめて
単純な加算に変更。まだテスト途中なのでとりあつかい要注意。
- 2003年2月24日
- md_clsp/model.fの初期条件の設定に誤り。収税済。
- 2004年4月15日
- hdmlw, hdroe, hdcip: 「MHD非一様断面」コードはすべて削除。そもそもの
コンセプトに誤りあり。(東北大学 垰氏に感謝)
- hdmlw, hdroe, hdcip: Readme を整備。
- hdmlw, hdroe, hdcip: *_m_bg「MHD非一様磁場・重力」を作成。従来の*_m_cgrと
同じ内容。
- md_mhdwind, md_diskjet, md_spicule: *_m_bgを利用するように書き換え。
- 2004年6月9日
- 大幅改造。ファイル入出力のデフォルトを
dacフォーマットに変更。(md_*のみ)
- 2004年6月14日
- 大幅改造。ファイル入出力のデフォルトを
dacフォーマットに変更。(mdp_*)
- 2004年7月26日
- 大幅改造。common/cfl_*の引数にsafetyとdtminとを
追加。
- 大幅改造。hdmlw/mlw_*の引数にqavを追加。
- 大幅改造。hdcip/cip_*の引数にcvisを追加。
- 2004年7月28日
- 「続き計算」ができる仕組みを導入。mcont=1とすると実行可能。
- 2004年8月18日
- hdmlw/mlw_*c*からdvを利用する部分を削除(2003年2月20日の変更をもとにもどした)
- md_advect,awdecay,cloud,clsp,cndsp, cndtb,diskjet,flare,itmhdshktb,itshktb,mhdshktb,mhdwind,sedov,shkform,shktb,spicule,strongshk,thinst,windの動作確認、パラメータ調整
- 2005年2月4日
- md_itmhdwindを作成
- hdroe/roe_mt_bgを作成
- 2006年1月16日
- md_sedov 解析解をもとめるIDLルーチンを追加。
- md_cndtb 解析解をもとめるIDLルーチンを追加。
- md_clsp 初期条件にバグ発見。しかし、まだ計算はうまくいかない。
- 2006年8月17日
- common/ran2を削除。common/rangenと入れ替え。乱数発生ルーチンの改良。
- 2007年6月23日
- commonmpi/exc*.fにバグあり。statusはスカラーではなく、配列にすべきだった。
修正済。(松元亮治氏・磯部洋明氏に感謝)