宇宙プラズマ

宇宙プラズマ
図:地球・火星(HST撮影:STScI提供) ・木星(Cassini撮影:NASA提供)・太陽(ようこう撮影:宇宙研提供) ・かに星雲超新星残骸(VLT撮影:ESO提供)

地球近傍の宇宙空間や地球磁気圏における宇宙空間プラズマ物理学は歴史的には、 地上からの電離層・太陽・宇宙線の観測により発展してきましたが、1960代からは、 宇宙からの人工衛星を利用した観測が可能になり急速に進展してきている学問です。 ここではその発展の中からいくつか話題を紹介します。

太陽系での磁場やプラズマの相互作用による現象は、夜空に輝く星々でも起きてお り、銀河系スケールや宇宙スケールでのプラズマ・ダイナミックスを介した現象でも 議論されています。地球物理学科では、身近な宇宙の物理過程を詳細に観測できる利 点を生かして、地球磁気圏では、電子やイオンのジャイロ半径にかかわる1キロメート ル程度のミクロ現象から10万キロにわたる磁気圏といったマクロ現象までを統一的に 解明する研究を行うと同時に、その理解をもとに様々な宇宙での現象を解明すること が行われています。