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経歴

1990年3月東京大学理学部地球物理学科卒業

1992年3月東京大学大学院理学系研究科地球物理学専攻修士課程修了
(理学修士)

1998年9月ブラウン大学大学院地球科学博士課程修了
(1999年5月Ph.D.授与)

1998年10月ブラウン大学博士研究員

1999年2月東京大学理学系研究科助手

1999年3月~2000年6月アメリカ航空宇宙局エイムス研究センター
招聘研究員

2004年1月東京大学大学院新領域創成科学研究科准教授

2009年6月東京大学大学院新領域創成科学研究科教授

2014年10月東京大学大学院理学系研究科教授(現職)

 

 

自分の経歴についての雑感

 大学院の修士までは外国と何の関わりのない生活をしてきましたが、修士課程の頃に自分は東大の環境では伸びないと感じ、アメリカに留学することにしました。
 アメリカでは修士・博士一貫教育が一般なので、修士から入り直しになってしまいました。留学してから最初の数年間は理論的な研究をやっていたのですが、途中から実験に転向させられてしまいました。研究室の研究費が足りなくなって、実験をやらないと奨学金がもらえなくなったのです(NASAの研究機関から、実験補助をしたら研究費の補助をしてくれるという話があり、私がNASAの研究所に一時出向することになったのです)。実験はいつかやりたいと思いつつ、なかなか手が出せないでいたので、ちょうど良い機会でした。しかし、せっかくうまく行き始めた理論研究をやめざるを得ないのは非常に残念で、無理やりに研究内容の転向を迫る指導教官に強く反発したものでした。しかし、指導教官を英語で喧嘩したおかげで、だいぶ英語はうまくなりました。
 いやいや始めた実験でしたが、実際にやり始めてみると、非常に面白く、途中から実験の方が自分に合っているのではないかと思うようになってきました。あまり手先は器用な方ではないのですが、それはそれほどハンディにはならないことも分かりました。
 こんなふうにいろいろ脇道を歩いたので、博士号を取るのには非常に長い時間がかかってしまいました。しかし、おかげで理論と実験の両方の研究ができるようになりました。また、日本とアメリカの両方の研究環境を体験することができました。今は、そうした研究の幅や体験の幅が自分の強みになっています。

 

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